「中古パソコンを買いたいけどOSは何がいいんだろう?」
「Windows7はサポート終了したって聞いたけどまだ使えるの?」
パソコンをなるべく安く購入したい場合、候補に入るのが中古パソコンです。
中古パソコンは基本的に型落ち品なので、スペック面などを良く吟味する必要があるのですが、特にOSはしっかりと確認して購入する必要があります。
現在、中古パソコンに搭載されているWindowsのOSとして多いのがWindows7や8、10ですが、購入するなら特に理由がない限りWindows10を搭載したパソコンを購入するのがおすすめです。
当記事では中古パソコンに搭載されているWindowsOSについて比較しつつ、Windows10がおすすめな理由を解説していきます。
中古パソコンの購入を検討している人は、是非ご覧ください。
記事の目次
中古パソコンで購入するべきOSはWindows10がおすすめな理由
中古パソコンを購入する際には、インストールされているOSに目を向けることが重要です。
現在主流のWindowsOSには、以下のものになります。
- Windows7
- Windows8
- Windows10
中古パソコンを選ぶ際には、インストールされているOSがWindows10のものがおすすめです。
Windows8という選択肢もある中、なぜWindows10がおすすめなのかを解説していきましょう!
Windows10はまだサポート期間が長い
Windows10は現在最新のWindowsOSです。
Microsoftは、OSの発売後10年間はサポートを行うことを保証しています。
Microsoftが行うOSサポートには以下の2種類があり、サポート内容に違いがあるのが特徴です。
- メインストリームサポート
- 延長サポート
メインストリームサポートは、OSの発売から最低5年間適用されるサポートで、セキュリティ更新プログラムの配信や新機能の追加、仕様の変更など、主要なサポート全般が提供されます。
延長サポートはメインストリームサポートの終了後、発売10年目までに適用されるサポートで、基本的にはセキュリティ面での更新プログラムの配信が主な内容です。
Windows10の発売年は2015年なので、少なくとも2025年まではセキュリティ面でのサポートを受けることができます。
セキュリティ面の更新は、次々と生まれるコンピューターウィルスへの対策や、現状のセキュリティの改善という意味でとても重要です。
セキュリティ面が担保されているという意味でも、中古パソコンのOSはWindows10が最もおすすめになります。
Windows7はサポートが終了
Windows7は動作の安定性や対応ソフトウェアの多さ、何より今までパソコンを使用していた人にとっては使いなれたUIであることもあり、未だに根強い人気があるOSです。
今まで使用していたパソコンのソフトウェアがWindows10に対応していないなど、様々な理由でこれからもWindows7がインストールされたパソコンを使い続けたいと考える人も多いようですが、現在においてはWindows7がインストールされたパソコンを購入することは推奨できません。
Windows7が推奨できない最大の理由は、既にサポートが終了していることです。
Windows7のサポートは2020年1月14日に終了しており、今後はセキュリティ面を含め、OSの更新が行われることはありません。
つまり、今後は新しく広がったウィルスへの対策や対応ソフトウェアの更新などが行われることがないのです。
特にセキュリティの更新がないことは大きな問題で、個人情報の流出など、取り返しのつかない問題が発生するリスクが高まります。
中古パソコンを購入する際には、よほど特別な事情がない限りWindows7の搭載されているパソコンを選ばないようにしましょう。
Windows8はUIに難あり
未だサポートが続いているOSとしては、Windows10の他、Windows8も存在します。
Windows8は8.1に更新されている場合に限り、2023年1月10日まで延長サポートを受けることが可能です。
よって、基本的にWindows8は、Windows8.1に更新して使用することになるでしょう。
Windows8.1はWindows8で大きな不評を買ったスタートボタンの廃止を見直し、再度スタートボタンが実装されました。
結果的に多少はユーザビリティが改善されましたが、今回紹介している他のOSと比べると使用感に大きな違いがあり、使い慣れるまで時間がかかる可能性があります。
OSのUIを使いやすさはWindows10の方が優れているので、Windows8が搭載されているパソコンよりは、Windows10が搭載されているパソコンを購入するのがおすすめです。
Windows7、8、10それぞれの違いを比較
先述の通り、基本的にはWindows10がインストールされたパソコンを買うのがおすすめです。
しかし、それぞれのOSの特徴をしっかりと把握した上で中古パソコンを選びたいという人も多いでしょう。
本項では、各WindowsOSの特徴について解説していきます。
Windows7の特徴
まずはWindows7の特徴を解説します。
Windows7の特徴は以下の通りです。
- サポート終了により使用するのは危険
- Windows10にアップグレードされていても注意
- Microsoft Office2010のサポートも終了
詳しく見ていきましょう。
サポート終了により使用するのは危険
先述の通り、Windows7はMicroSoftによるサポートが終了しているので、基本的に使用するのは危険です。
もし使用するのであれば、セキュリティ面に大きな問題があることを覚悟しなければいけません。
一般的な用途で使用するのであれば、Windows7がインストールされたパソコンは選ばずに、サポートの続いている他のOSを選択するようにしましょう。
Windows10にアップグレードされていても注意
元はWindows7を搭載していて、Windows10にアップグレードされているパソコンにも注意が必要です。
一見するとWindows10なので、サポートも問題なく受けられると思いがちですが、実は上記のようにアップグレードしたパソコンの場合、サポートされるものが限定されています。
Windows7からWindows10にアップグレードしたパソコンでサポートされるものは、パソコンのメーカーごとに条件が違いますが、基本的に一定以上古いモデルに対しては、サポートがされることがありません。
よって、Windows10にアップグレードされている元がWindows7搭載のパソコンを購入する際には注意が必要です。
Microsoft Office2010のサポートも終了
Windows7のパソコンにインストールされているOfficeソフトは、基本的にはMicrosoft Office2010です。
実は、Microsoft Office2010も2020年10月13日にサポートが終了となり、最新のMicrosoft Officeとの互換性が切られてしまいます。
互換性が切られると仕事では使い物にならないため、実質使えなくなるのと同義であるといえるでしょう。
もし、Windows7からWindows10にアップグレードしたパソコンで、メーカーのサポート期限が切れていなかったとしても、Microsoft Office2010はサポートが終了してしまうため、Officeソフトの使用を目的としている場合はソフトの買い替えが必要となり、結果的に割高になってしまいます。
結果的に、中古パソコンを購入する際にWindows7搭載のパソコンを購入するのはおすすめできません。
中古パソコンを購入するのであれば、Windows10搭載のパソコンを購入するのが良いでしょう。
Windows8の特徴
続いてWindows8の特徴についてお話ししていきます。
Windows8の主な特徴は以下の通りです。
- ユーザビリティが悪い
- セキュリティ面は優秀
詳しく見ていきましょう。
ユーザビリティが悪い
Windows8最大の特徴といえるのが、先にも触れたユーザビリティの悪さでしょう。
Windows8はタブレットを意識して開発されたという背景があり、タッチパネルの搭載など、当時としては先進的な機能を盛り込んでいました。
UIもタブレットを意識したモダンUIとデスクトップUIの2つのインターフェースを搭載し、慣れてさえしまえばフレキシブルな操作が可能です。
しかし、先進性を追求した結果、今までのUIに慣れていた既存のユーザーからは使いづらいという声が多数上がり、人によってはシャットダウンすらままならないという状況になってしまいました。
特にスタートボタンの廃止は大きく、操作感の違いに敏感なビジネスでの利用者層から大きな不評を受けることとなったのです。
後にWindows8.1が発表され、スタートボタンは復活しましたが、スマホライクなUIが使いづらいのは変わらず、販売シェアも伸びませんでした。
Windows8搭載のパソコンを購入するのであれば、今までとは違う操作感に慣れるまで時間がかかることを覚悟しておきましょう。
セキュリティ面が優秀
UIの面では大失敗をしてしまったWindows8ですが、その他の部分については1つ前のOSであるWindows7よりも優秀な部分が多いです。
特にセキュリティ面はWindows7を比べて大幅に強化されており、比較的安心してインターネットなどを利用することができます。
他にも起動時間の短縮など、Windows7と比べると使いやすくなっている部分も多いです。
Windows10の特徴
最後にWindows10の特徴を紹介します。
Windows10の特徴は以下の通りです。
- 最新のサポートを受けることができる
- 仮想デスクトップが使用できる
- 一部アプリケーションが非対応に
- デフォルトでDVDが再生できない
詳しく見ていきましょう。
最新のサポートを受けることができる
Windows10は現在最新のWindowsOSなので、最新のサポートを受けることが可能です。
今までWindowsのOSは、最初のリリース後は大幅にアップデートされることなく、セキュリティ面やソフトウェアの更新がメインでしたが、Windows10ではApple社のように、ダウンロードによるOSの大幅なアップデートを行っており、リリース後も少しづつ新機能が追加されています。
Windows10のリリースは2015年であるため、今までの定例では2020年にメインストリームサポートが終了するはずです。
しかし、Windows10においては未だに大幅なアップデートが行われており、今後もアップデートの予定があるので、定例から逸れて今までより長いのサポートを行う可能性があります。
まだまだ安心して使えるという意味で、Windows10は他のOSよりも有用であるといえるでしょう。
新機能が多い
Windows10は新機能が多いことも大きな特徴です。
大きな機能から細かい機能まで、主にユーザビリティに関連する機能が実装されており、加えてアップデートの度に新機能が追加されています。
大きな機能として挙げられるのが、仮想デスクトップです。
仮想デスクトップとは、元から開いているデスクトップとは別のデスクトップを呼び出し、自由に切り替えられる機能になります。
仮想デスクトップの存在によって、今まで以上にマルチタスクな作業を簡単に行うことができるようになりました。
小さい機能では範囲指定でのスクリーンショットや通知機能などが実装されており、今までのWindowsで発生していた細かい工数が削減できるようになっています。
一部アプリケーションが非対応に
Windows10ではいくつかのデメリットも存在します。
代表的なものとして挙げられるのが、今まで使うことができた一部アプリケーションが使えなくなってしまったことです。
Windows10から使えなくなったアプリケーションの中で最も使用感に影響があったのが、Windows Media Centerの廃止でしょう。
Windows Media CenterはWindowsの総合エンターテインメントソフトウェアで、映像や音楽の再生や、画像の表示を行うことができるアプリケーションです。
Windows Media Centerが担っていた大きな機能としてDVDの再生があったのですが、Windows10ではWindows Media Centerが廃止されてしまった結果、デフォルトでDVDの再生ができなくなってしまいました。
現在、Windows10でDVDを再生するには、別途アプリケーションをインストールする必要があります。
その他の非対応になったアプリケーションは代替品がインストールされていたり、Windows10に対応できるバージョンのものがリリースされたりしています。
しかし、Windows Media Centerは未だ代替品がリリースされる兆しはなく、公式ではないアプリケーションでの代替が必要な状態です。
おすすめの中古パソコンショップはデジタルドラゴン
中古パソコンを購入するのであれば、中古パソコン通販サイトでの通販購入がおすすめです。
中古パソコン通販サイトでの購入は、店舗より豊富な在庫から選択することができるので、どうしても在庫が少ない中古パソコンの選択肢を広げることができます。
また、基本的に店舗よりもお得に購入することが可能なので、なるべく安くパソコンが欲しい場合でもおすすめです。
中古パソコン通販サイトでおすすめなのが、『デジタルドラゴン』になります。
『デジタルドラゴン』は、大手のパソコン販売店である『パソコン工房』が運営する通販サイトで、中古パソコンの豊富な品揃えと手厚い保証が特徴です。
具体的な特徴について、詳しく見ていきましょう。
品揃えが豊富
『デジタルドラゴン』の最大の特徴は、豊富な品揃えです。
ノート、デスクトップ合わせて70点近くの中古パソコンが用意されているので、予算やスペックに合わせて柔軟に商品を選ぶことができます。
『デジタルドラゴン』では安いもので1万円代から販売を行っているので、予算が少ない人でも安心です。
サイトのユーザビリティも良く、検索カテゴリの分類も細かいため、品揃えが多いにも関わらず欲しいパソコンが探しやすいのも大きなメリットといえるでしょう。
保証がしっかりしている
『デジタルドラゴン』は保証も手厚く、購入したパソコンは半永久的に保証してくれます。
中古品は新品に比べ、どうしても不具合が発生しやすいので、いつでも無料で修理対応をしてもらえるのは大きなメリットといえるでしょう。
返品が可能
『デジタルドラゴン』は、商品到着後1週間以内であれば『自己都合』で返品ができます。
万一届いたパソコンがイメージと違う場合や、想定外の不都合があった場合は、返品ができるので安心です。
返品には送料と3,000円の返品手数料がかかりますが、自己都合による返品は他の通販サイトでは難しいので、大きなメリットいえるでしょう。
デジタルドラゴンの評判が知りたい方は『【デジタルドラゴンの評判/口コミ】永中古パソコン市場 評判久保証が魅力の中古パソコンショップ!』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。
中古パソコンでもOSはWindows10を選ぼう!
中古パソコンのOSとして、Windowsの各OSを比較してきました。
サポート面や機能面を考慮すると、搭載OSはWindows10がおすすめです。
- Windows10はまだサポート期間が長い
- Windows7はサポートが終了している
- Windows8はUIに難あり
Windows7は動作の安定性やソフトウェアの汎用性などから使用感に安定感があり、未だに人気のOSですが、2020年1月14日にサポートが終了してしまいました。
サポートが終了したOSはセキュリティ面に大きな問題があり、ソフトウェアの更新も行われなくなってしまうため、今後使用していくことは推奨されません。
Windows8は機能面ではWindows7に勝りますが、時代を先取りしすぎたUIが使いづらいので、慣れるまで時間がかかります。
よって、未だ最新のサポートを受けることができ、慣れ親しんだUIを持つWindows10が最も中古パソコンを購入する上でおすすめです。
中古パソコンを購入する際は、搭載されているOSをしっかり確認してから選ぶようにしましょう。
中古パソコンの保証が6ヶ月間あり、初めて中古パソコンを購入する人にもおすすめ。
おすすめ度 | |
---|---|
商品数 | |
保証の長さ | |
価格 |
・動作保証3年間はメリット大
おすすめ度 | |
---|---|
商品数 | |
保証の長さ | |
価格 |
おすすめ度 | |
---|---|
商品数 | |
保証の長さ | |
価格 |